ブログ2014.04.27/RX−8のエンジンを長生きさせるために

また、結局久しぶりの更新になってしまいました(汗)

最近も作業しながら色々とトラブル時の写真をデジカメで撮っているのに
写真がメモリに溜まる一方ですあせあせ(飛び散る汗)

ブログとかホームページ更新できる人、雇おうかなぁたらーっ(汗)

って、グチっても仕方ないんで、久しぶりでも更新します。

さぁ、今日は「RX−8のエンジンを長生きさせる方法」をブログします。

 

約5年位前から、RX−8のエンジンブローが増えてきて
ここ2年位は、RX−8のエンジンオーバーホールを行うペースが増加の一方をたどっています。

前回のRX−7とRX−8のエンジン構造の違いで、お話ししましたが
排気システムがRX−7と全く変わってしまったことが原因で、
排気側のポートにエンジンオイルが燃えた際に発生するカーボンが詰まってしまい
排気がスムーズにできなくなるから、エンジンが壊れてしまいます。

このページでは、エンジン形状が変わってしまった背景については
前回のブログで触れているので割愛しますが

いずれにしても、だからといってエンジン形状を変えることはできません。

じゃ〜ぁ、どうすれば良いのか?ってことが、RX−8のオーナーにとって
最も気になることですね。

答えは・・・、

良質なエンジンオイルを使用する!

と言うことにつきますexclamation

「なんだ、そんなことっ!」って声も聞こえてきそうですが
この最も当たり前なことが、実に実行されていません。

エンジンオイルって、人間に言えば血液みたいなもんで
最も重要なことを改めて再認識してもらいたです。

私は人間の医者ではありませんが、血液や血管の状態が悪くなれば
病気になります。

エンジンだって、エンジンオイルの状態が悪ければトラブルの原因になります。

それと同じことなのに、エンジンオイルの選択は何故か適当に選ばれているのが現状です。

特にロータリーエンジンの場合、排気構造の変更はあっても
燃焼室にオイルと燃料が直接噴射して爆発しているのは変わらないし

エンジンの冷却システムがレシプロエンジンとは違い・・・

エンジン中心部はエンジンオイルだけで、外側は冷却水だけで冷却しているという
分離した冷却システムなので、油脂類はレシプロよりもシビアに考えなくてはなりません。

だから「有名メーカーとかショップのオイルだから大丈夫」とか
RX−8に特に多い「ディーラーの純正オイルだから心配ない!」と思い込んでいる
RX−8オーナーは、非常に危険です。

そう思いたい気持ちは分かりますが、何の根拠もないのに
ただ「大きい所だから・・・」などという選択ではダメということです。

もし、大きなメーカーやショップのエンジンオイルが本当に良質な物ならば
RX−8のエンジンブローが、こんなにも増えません。

 

エンジンオイルは、どんなに良質な物でも燃焼時にカーボンが発生します。
しかし、良質になればなるほど、カーボンの発生率は低くなります。

だから、排気側のポートにエンジンオイル燃焼時のカーボンが溜まってしまうなら
そのカーボン発生率が低いエンジンオイルを使うことが最大のポイントです。

では、ロータリーエンジンに合った良質なエンジンオイルとはどんな物かと言うと・・・

エンジンオイル自体に粘度=粘りのあるオイルです。

そして、そのエンジンオイルを入れると
「エンジンの動きがなんか滑らかな感じがする!」と体感できるオイルを使いましょう。

オイル交換をしても何の変化も感じないようであれば、
そのオイルは使わない方が良いと言えます。

それから・・・

「RX−8はNAだから粘度の低いエンジンオイルを使うべき!」といった

昔の昭和50年代〜60年代のNA車の時代に使われていた
粘度の低いオイルを「RX−8用」とか「ロータリーエンジンNA用」などと販売されていますが

そんな粘度の低いオイルを使ってはダメです。

NA車だって、現代のNA車はそれなりにパワーが出ていて
ターボ車のRX−7と負けず劣らず、と言うより、むしろ高温なのが
RX−8のエンジンです。

それなのに、100馬力あるかないか?といったころのNA車と同じように
NA車というだけで、昔と同じ粘度のエンジンオイルを使うのは全くもって間違いです。

高温で温度が厳しいロータリーエンジンに粘度の低いオイルを使えば
オイルが温度に耐えられなくなり、水みたいなシャバシャバなオイルになります。

そのように温度に負けたオイルを使えば、金属で出来ているエンジンの表面を覆う
被膜はなくなりキズが入ります。

更には、金属の冷却も出来なくなるので金属温度が上がり
金属疲労やゆがみが発生します。

ロータリーエンジンで言えば、数えきれないほど高すぎる温度に耐えられなくなると
アペックスシールやサイドシールなどのコーナーシールが折れてしまい
エンジンブローを起こします。(ブロー箇所は、それだけでは、ありませんが・・・)

よく考えれば分かることですが、
ハイパワーになったNA車に昔のパワーの無かったころのNA車と同じ
粘度のエンジンオイルを使うことは、非常に危険です。

粘度さえあれば、もちろん良い訳ではありません。

 

最後に辛口コメントになりますが・・・、

 

RX−8オーナーさんはネットで出回っている
真実かどうか分からない情報に振り回され過ぎです。

ネットや雑誌も見ると「NA車だからどうの・・・」といった情報がありますが

今のロータリーのNA車は、RX−7のロータリーエンジンより高温なことを
絶対忘れずに、様々な対応をすることが大切。

ネットの噂的な情報を読んで鵜呑みにしても
あなたのクルマの調子を良くしてくれる訳ではないよexclamation

では、また更新できるようにがんばりまっすわーい(嬉しい顔)

長々とお付合いありがとうございました。

 

                                     by ロータリーDr.石井

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