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 自分の乗り方に合ったプラグを使うことは非常に大切です。
 

それは、熱価数が合っていないプラグを使っていると

プラグに付着するカーボンを焼ききって正しく点火できなくなる

可能性が高く、エンジンダメージにも繋がるからです。
 

では、現在、使用しているプラグは、

果たしてあなたの走りに合っているのでしょうか?
 

ここでは、使用して外した「プラグの焼け方」を見れば

現在使用しているプラグが合ってるのか?否か?

分かるので、参考にしていただきたいと思います。
 

まず、外したプラグに「真っ黒いカーボン」が付着している方は

「街乗りばかりが主体か、エンジンの回し方が足りない!」

ということです。
 

これは、そもそもロータリーに限らず、

今ならGT-Rやランエボなどのハイパフォーマンスエンジンを

搭載しているクルマには、元々、熱価数の高いプラグが装着されています。
 

だから、あまりダラダラした走りは向いていないのです。

信号で止まったり、渋滞に巻き込まれたり、

人が出てきて止まったりといった「街乗りばっかり」で、

3,000回転〜回しても5,000回転がせいぜいといった運転だと、

自己洗浄温度の500℃にプラグがなかなか達さず

、カーボンの付着が多くなってしまった証拠ということです。
 

本来なら、このような人は、プラグの熱価数を下げて、

速やかに自己洗浄温度になるようにすることです。

ロータリーエンジンの場合、 

「純正が、9番と7番だから、その熱価数が絶対!」

という訳ではありません。
 

実は、純正プラグでも標準値よりも熱価数の低い、

6番とか8番のロータリーエンジン用も有りもちろん購入できます。
 

いつもプラグが真っ黒な人は、この標準値よりも

低い熱価数の純正プラグに交換する価値が大いに有りで

本来のエンジンの調子が取り戻せます。
 

 また、カーボンの付着ですが・・・、

ただ単にカーボンがプラグに付着しているから

一概に「熱価数が合っていない」と言うワケではありません!
 

もし、電極面の四方にある冷却用のすき間などに

沢山の真っ黒なカーボンが溜まっている状態なら、

エンジンの圧縮が低下している可能性が大きいです。
 

それは、エンジンの圧縮が低下している状態は、

言い換えると・・・
 

燃焼室内の混合気の“圧縮漏れ”が起きており、

正しい爆発ができていない状態なので、
 

未燃焼ガス等の弊害でカーボンが大量発生して

プラグに付着してしまいます。
 

いずれにしても、四方にある冷却用のすき間まで

真っ黒なカーボンの付着というより詰まっているようなら、
 

まずは、コンプレッションチェック(圧縮検査)を行い

エンジンのオーバーホールを考えたほうが良いでしょう。
 

さて、次は、電極面が全体的に「キツネ色」に 

なっている場合もああります。
 

これはご存知の方も多いと思いますが、

プラグがきれいに焼けている証拠で

「キツネ色に焼けたプラグ」と言われる状態なのでです。
 

あなたの走りとプラグの熱価数のマッチィングが良いので

今後も定期的に交換して、2年に一度程度はプラグコードも

交換するようにしていれば良いです。
 

この外したプラグの状態の判断は・・・、

レーシングプラグだろが純正プラグだろうが、

全く一緒なので頭に入れておくと良いです。
 

また、自分にあった熱価数を探す上でも重要なポイントとなります。
 

 次に交換サイクルですが

交換サイクルに関しては、走り方によって非常に左右されますが
 

熱価数が合っていることを前提としているのと

一般的な走行で純正プラグを使用している場合で

私どもが多くのRE車の点検を行ってきている実践的な根拠から言うと
 

“5,000キロに一度”は交換していただきたいです。
 

 これが、レーシングプラグを使用していてスポーツ走行等の

激しい走行を行っている場合は、走行直前に交換し

場合によっては、走行中でも交換が必要なこともあります。
 

ちなみに、レーシングプラグは、純正プラグのように

耐久性なども無視して作られているプラグなので

こう言った意味からも、普段使用するのは不向きなプラグなのです。
 

 次に、プラグの点検方法ですが
 

自分で行う上での注意点は、

必ず、4本のプラグを全て外して状態を見ることです。
 

これは、プロの整備士でも絶対に全てのプラグの状態を

確認するのは鉄則です。

(整備士歴33年の私でも必ずやっています!)
 

もし、点検をプロに依頼した場合で、

点検状況を直接見れなくても遠巻きにでも見れるなら
 

プラグを全て外して状態チェックをしているか?どうか?を

逆にあなたが、担当整備士の点検方法をチェックしてください。
 

もしくは、点検の様子を確認できず話だけで対応する工場なら

「プラグは全部外して見ていただけたのですか?」と

必ず聞いて見てください。
 

ロータリーエンジンの場合は燃焼室が常に動いているので

ガス濃度も常に変わっているます。
 

だから、4本のプラグの劣化具合や焼け方など違う場合も多く

前後のローターハウンジングの圧縮具合などが違う場合など

先ほど話したプラグの状態が全く違うこともあり
 

エンジン内部の状態を知る上で役立つので

ご自分で点検してもプロに依頼しても必ず4本チェックすることは

非常に大切なことなのです。
 

このようなことを知っていれば

当然全てのプラグのチェックを行うのが普通ですが

1本しか見ないのであれば、その整備士の知識と

腕前はたいしたことがないという判断材料にもなります。
 

しかし、プロの点検の現状ですが・・・、
 

全てのプラグを外して点検することは

残念ながら非常に少ないのが実態のようです。
 

実は、私は、ディーラー等で働いている整備士Tの方々の

技術指導も行っていますが・・・、
 

プラグの点検をさせると90%以上、

1本だけ外して状態をチェックしており

全てのプラグを外してチェックすることは極マレです。
 

これには毎度驚かされるのと、

「基本を舐めている」としか言いようがないのですが、

(基本は、どのエンジンも全てのプラグを外して点検です。)
 

1本のプラグだけでエンジンの状態など分かるはずも無く

他のプラグが全部同じ状態とは言えないのです。
 

よく覚えておいてください。
 

 次に交換時についてですが、

エンジンが熱いうちのプラグ交換は絶対に避けることです。 
 

エンジンが熱い状態だと火傷する可能性も高いのと

金属も熱によって冷えている時より柔らかくなっているので、

プラグホールのネジ山を舐めてしまうことがあるからです。
 

プラグホールのネジ山がなめてしまうと

いくら快調なエンジンだとしてもオーバーホールするしかなくなるので

特に要注意です!
 

 ご自分で作業をする派の方、作業はプロに依頼している方と

様々だと思いますが、これまで話してきたことが基本です。
 

自分の愛車は、結局、あなた次第で変わります。
 

プロに任せている方も、そのプロの技術力や見極めや知識が本物なのか?

これまで解説してきたことなどを元に判断してください。
 

よくネット上などで「あそこの店はこうだった!」というような

口コミのような情報もありますが、
 

あなたに少しの基礎知識があれば

本物のプロかどうか見極めることもできるのです。
 

どうぞ、ご参考にされてください!


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