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 スポーツカーに乗っている方々は、運転をはじめる前に

エンジンを暖める「暖気」を行う方も多いと思います。
 

そして、この「暖気をしてから運転!」というのが一般論。
 

エンジンを暖めることは、もちろん必要です。
 

ただ、この「暖気の仕方」によってはエンジンダメージを

与えてしまうことをあなたはご存知でしょうか?
 

それは、1〜7章で繰り返し言ってきていますが・・・
 

プラグに付着する「カーボン」は、自己洗浄温度の500℃に

速やかに達しない限り、カーボンを焼ききって良い点火が出来ないからです。
 

このプラグの電極面が500℃にならなければ「失火」などが起き

いわゆる「かぶり」という症状になって、
 

そうすると、未燃焼ガソリンによって

燃焼室にとって必要なオイル皮膜などを洗い流してしまい、

疲れているエンジンだと、すぐに「ブロー!」なんてこともあります。
 

だから、速やかにプラグの電極面が500℃に達してくれることが

エンジンにとっては必須条件ですが・・・
 

これがアイドリング状態で放置していたり

ダラダラした運転=いわゆる暖気運転を長く行うと

実は、エンジンはなかなか暖まらないのです!
 

昔のキャブレーターのクルマの時代は、全てがアナログだったので

燃料の補正など一切無かったから、乗り手が今の状況を考え

「暖気」したり、高速道路などを飛ばして来た帰りはクールダウンさせる

運転などが求められていました。
 

しかし、コンピューターの登場により、

現代のクルマは、各部の温度などを感知して計算し

様々な補正をしてくれるので、現代のクルマは昔のように

乗り手が現状を考えなくても大丈夫になりました。
 

特に、エンジン始動時は、水温など全ての部分の温度が低いので

コンピューター側も「早く暖めよう!」とするので
 

燃料の噴射量を抑え目にしていたり、

始動直後のアイドリングも通常より高めにする、など
 

要するにエンジン始動時は、少し負担を掛けることで

エンジンを速やかに暖めるように設定されているのです。
 

エンジンというのは、基本的に負担率が大きいと

温度の上昇が早いから、それを利用してそうしているのです。
 

このように、エンジン始動時に速やかにエンジンが暖まるように

現代のクルマは設定されている理由の一つには・・・
 

プラグの温度を速やかに高めることで「失火」を防いで

エンジンダメージを与えないようにしているからです。
 

要するに、ここまで繰り返し言ってきている

自己洗浄温度の500℃に早く到達させることで

失火の原因となるカーボンを除去させるためということです。
 

が・・・、
 

負担率の少ない暖気をダラダラ行うということは

これと全く逆のことを行っているので、

エンジンが暖まるスピードもゆるやかになるということです。
 

そうすれば、プラグに付着するカーボンも多くなります。
 

実際に暖気を長く行っている方々のプラグを点検すると

「真っ黒」です!
 

プラグが真っ黒な原因については

前章の「自分の走りにあった熱価数を知る方法」で解説していますが
 

いずれにしても、ダラダラした運転ばかりしていることが原因です。
 

もちろん、エンジン始動直後からいきなり「アクセル全開!」は、

よくありませんし、考え物ですが・・・
 

 では、エンジン始動時はどのようにすれば良いかと言えば
 

停車させたアイドリング状態で放置していくことなく

エンジンを始動直後から普通に発信して(すぐに動かしてOK!)

「ごく普通に運転すること!」です。
 

そして、良くても3,000回転しか回さないなどという

ダラダラした運転をしないこと。
 

逆に、負担を掛けようと低シフトで引っ張ることもせずに

スムーズなシフトUPとシフトDOWNで普通に運転することです。
 

そうすれば速やかにエンジン温度は上昇するので

プラグの温度も上昇して失火がおきずらくなります。
 

 クルマの一般論は、実は、キャブレター時代の理論

いまだに常識とばかりに信じられていることが非常に多いです。
 

また、一般論が全て正しいとは限らないのです。
 

全ての機械工学も正に日進月歩と日々進化しています。
 

それなのに、昔の理論が王道を歩いてしまう原因は

一般ユーザーさんに最も接する整備士達などの勉強不足も原因しています。
 

どうぞ、正しい知識を身につけられて

愛車を壊さないようにしていただきたいと願っています。
 

 尚、「正しいプラグの選択方法」の最後のまとめになりますが
 

ここまで解説してきたことは、全て基本的なことです。
 

基本的なことに対して「応用」という考えもあると思いますが

機械という物体に意思はなく、許容範囲はありますが

あくまでも基本に忠実な物です。
 

ですから、基本を無視すれば必ず壊れます。
 

様々なチューニングパーツも星の数ほど販売されていますが

1にも2にも基本が大切であって

基本をきちんとさせることが重要であり、それがメンテナンスです。
 

F1マシーンから軽トラックにいたるまで

基本に忠実な的確なメンテナンスなくして快調、快適に

走ることはできないのがクルマです。
 

そのことを十分にご理解いただきたいと思っています。

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