ブログ2013.09.26/FD3Sに1500万円注ぎ込んだ男(;O;)
世の中には、いろんな人がいます。
そんないろんな人が、うちには結構来ますが・・・
最近うちへ初めて来てくれてFD3Sのオーナー。
いかにも車が大好きそうな、中年男性(とか言ったら怒られそうだけど)
若かりし頃にも初期型のFDに乗っていてたそう。
でも・・・どうしても忘れることができず14年振りに5型のFDを買って
うちに点検とスーパー冷却銀次郎の取付けで来店された。
14何前に乗っていたFDは、とあるショップでバリバリにいじり倒しサーキット仕様にしていたそうだけど
ゆうに1500万円も注ぎ込んだそうだ。
でも、不調に続く不調に悩む日々・・・
オイル交換3回目には、エンジンをオーバーホールしていたという
俺からしたら異常っつうか、そんなこと許されるのか!と思うけど、そうだったらしい(怖)
(でも、そんなことしてくれるお客さんが一杯いたら御殿が建つ・・・・とかも思いながら)
確かに1500万円位FDに突っ込むオーナーも極稀にいるにはいるし
上見たらキリがないけど、1500万円あったら、うちならどんな車に仕上がるか想像したけど
う〜ん・・・・正直分からない
確かに筑波サーキットでタイムアタックに狂いに狂い
レージングドライバーの山田英二氏とオホモ達じゃないか?って思うほど
サーキットにいつも居た時は、1500万円位はカンタンに突っ込んだけど
お客さんのクルマで1500万円使ってもらうとなると、話は別
・・・まっ、でも高い月謝だったかもしれないけど、それも経験。
今は、そのオーナーもバリバリにいじり過ぎることも
闇雲にお金を使わせるショップかどうか?かぎ分ける嗅覚も鋭くなっている。
だから、うちでチューニングじゃなくて「きちんとしたクルマ作り」をしようと
今、リフレッシュ計画が進行している。
まずは、エンジンのオーバーホール。
あとは、下廻りのフレームやブッシュ類の交換などなどが今回のメニュー(これは作業中だから、あんまり画像が分からないけど・・・)
何でもやり過ぎはイカンバランスが大事
GTカーみたいに、サーキットオンリーだったらガリガリにいじってもいいけど
街乗りするクルマは限度がある。
俺が大好きなポルシェRUF(ルーフ)社の伝説のテストドライバー
ステファンローザ氏が・・・
「どんなチューニングカーも公道を走るクルマの場合は、奥さんも運転できて
走り込める時はガンガンに走れるクルマを作らなくちゃダメだ」
っていうコメントを昔に話していたのを聞いて、痛く感動したことがある。
この言葉は、俺のバイブル。
話が少しそれたけど、クルマ作りは、ただお金をかければ良いわけではない。
あっ、なんか良い話になってきたぁ?
じゃっ、今日はこれでお終い