ブログ2013.09.18/21万キロ走ったエンジンのオーバーホール<続編>
今日は、16日にアップした「21万キロ走ったエンジンのオーバーホール」の続編です。
このエンジンは、エンジンブローを起こしたわけでは無かったけど
今回オーバーホールすることにしたんです。
それにしても、このオーナーさんは、すごく大切に乗ってきた方なので
ここまでエンジンが一度も壊れずに来れたのですが・・・
やっぱりエンジンをばらしてみると
ローターのアペックスシールの入る溝が長年の摩耗でパカっと広がっていたり・・・
画像じゃ見えにくいかも知れないけど、
エキセントリックシャフトを支えているベアリング内部がすり減って内部破損が起き
エキセン自体にもキズが入っていたりしてました。
本当によくここまで走ってきたエンジンですが、正直「虫の息」ってやつで
エンジンブロー直前な状態でした。
まぁ、21万キロも使い込まれたエンジン。
このぐらいのことがあってもおかしくない
ただ、オイル漏れが酷かったので、それがなかったら大切に乗っていたので
もう少しダメージも少なかったでしょう。
でも、よく頑張ったエンジンなことは間違いありません